7月24日(金)、小樽の夏の祭典「第43回おたる潮まつり」が開幕した。
この日は、薄い雲に覆われたが、18:00~19:20、西條文雪実行委員長をはじめ、市長、ミス潮など、関係者約200人が、「どんどこざぶ~んのどんざぶん」の潮音頭に合わせて、梁川通りや都通り、中央通りなど市街地を練り歩き、祭りの開幕を告げた。
市街地を練り歩いた一行は、19:20頃に、メイン会場の第3号ふ頭基部に到着し、開祭式を行った。
「さらなる小樽の発展を期して、みんなとともに燃える3日間にしたい。見せつけろ潮魂。潮の炎」(西條実行委員長)と開幕を宣言。
「43年前に始まった潮まつりは、小さなお子さんからお年寄りまでみんなで作り上げた祭り。今日から3日間、みんなで、市外から来る観光客とも一緒に楽しみたい」(山田勝麿市長)と挨拶した。
集まった大勢の市民とともに、「5,4,3,2,1」のカウントダウンで、会場を飾った提灯に灯りをともした。
開祭式後、20:15から、過去43回のうち初めてとなる初日の花火大会「山灯(やまび)」が始まった。色内ふ頭から、水中花火やスターマインなど約1,000発が、小樽の夜空に舞い上がり、祭りの開幕を鮮やかに彩った。
ステージでは、和太鼓おたる打々っ鼓、小樽太鼓衆・鼓響、潮太鼓の3団体の和太鼓競演も行われ、会場を盛り上げた。特に、6年ぶりにステージに上がった鼓響の熱い打演に、会場から大きな拍手が送られていた。
会場の周辺には106もの屋台が並び、大勢の市民が押し寄せ、夏祭りの雰囲気を楽しんでいた。
2日目の25日(土)は、祭りのハイライト、76梯団(チーム)5,600人が市街地を練り歩く「潮ねりこみ」が行われる。天気予報は、曇り一時雨となっている。
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