開会中の小樽市議会第2回定例会で、6月17日(水)17:00~21:10、本会議場で、3回目のナイター議会が開催された。
ナイター議会は、「開かれた議会」の取り組みとして昨年からスタートし、今回で3回目。
斉藤陽一良(公明)・吹田友三郎(平成)・新谷とし(共産)・林下孤芳(民主・市民)・大竹秀文(自民)・中島麗子(共産)の6議員が、一般質問に立った。学校適正配置や観光、介護保険問題などの質疑が行われた。
斉藤議員は、「文学館・美術館の整備の事業規模は」と質問。菊譲教育長は、「具体的な内容はこれからだが、関係機関と協議している。来年度から整備に入れるように、事業内容は今後つめていきたい」と答弁。
吹田議員は、「おたる水族館の筆頭株主である小樽市は、今後の水族館のリニューアルについてどのような見解か」と質した。山田勝麿市長は、「水族館内に設置された新館基本構想委員会で検討を継続している。この結果を踏まえて、資金調達など一緒に検討をしていく」と答えた。
3回目のナイター議会の傍聴者は28人で、1回目・37人、2回目・34人に比べて減少した。
今回初めて、傍聴者に「夜間議会に関するアンケート」を実施した。アンケートは、年齢・性別・職業・傍聴回数・感想・今後についてなど8項目。今後、事務局は、アンケート結果を集計し、次回の第3回定例会前に公表し、これを受けた市議会活性化検討会議のメンバーは、ナイター議会の取り組みについて検討することにしている。
この日のナイター議会では、午後からの昼寝で目が覚めたのか、”居眠り”をする議員は見られなかった。
議員の”居眠り”に対して、市内で54年も飲食店(花園)を経営する店主は、「寝ててボーナスが出るなんて許せない。ボーナスは、私が欲しいよ」と憤りをつのらせている。
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