「第1回小樽ショートフィルムセッション2009」の作品募集が、6月15日(月)からスタートする。
これは、小樽にロケ誘致を行う小樽フィルムコミッション(事務局・市役所産業港湾部観光振興室内)が企画。小樽を撮影地とした実写映像や映画を募集してコンテストする。「新たな小樽の魅力を発見するとともに、映画および芸術文化の発展の契機となることを目的」としている。
作品募集コピーは、「ソコココ小樽(ソコにもある、ココにもある、小樽ストーリー)」。①小樽を撮影地とした実写映像が含まれるもの②小樽をテーマとしたストーリーがあるもの3作品全体の長さが10分以内のものの3条件を満たした作品を募集する。
募集期間は、6月15日(月)から12月4日(金)までの約6ヶ月。
応募資格は、制作者の国籍や年齢、性別、経験、居住地、個人・団体は一切問わないが、未成年者の場合は保護者の同意書が必要。何作品でも応募可能。作品の完成年は問わないが、撮影に使用したロケ地が現存することが条件などとなっている。
応募作品の著作権など、全ての権利が応募者に帰属しているものに限り、楽曲などの素材は原則オリジナルの素材を使用すること。著作権フリー素材や使用許諾を得た素材についてはOK。
応募は、小樽フィルムコミッションに事前登録が必要。映像を収録したDVDやCD-Rは、応募用紙とともに、直接か郵送で事務局へ。高解像度のスチールデータの提出も受け付ける。
最優秀賞(1作品)には、賞状と賞金20万円・副賞、優秀賞(2作品)には、賞状と賞金5万円・副賞、入賞(複数)には、賞状と副賞が贈られる。入賞者の発表は、公式ホームページや記者会見で行われる。入賞者に対しては、別途、Eメール等で通知する。
入賞者の作品は、3月上旬に開催される上映会で披露され、同時に表彰式もある。
「歴史や文化に裏づけされた歴史的建造物や産業遺産などが街並みに溶け込み、その独特の情景が映画やドラマなどでも取り上げられることの多い小樽。しかし、そのほとんどが一部の観光地での撮影に止まっており、まだまだ知られていない景色やストーリーがたくさんあります。小樽では、フランスで映画が発明されてからわずか2年後に絵映画が上映され、最盛期には市内に23館もの映画館が存在したなど、映画がまちの文化の一つでした。今までにないさまざまな視点から表現された小樽の短編映像を募集し、新たな小樽の魅力を発見するとともに、映画と芸術文化の発展につなげたい」(小樽フィルムコミッション事務局)としている。
問合せ・応募は、
小樽フィルムコミッション事務局
〒047-8660 北海道小樽市花園2丁目12番1号
小樽市産業港湾部観光振興室内
電話 0134-32-4111内線451
ファクス 0134-33-7432
Eメール otarufc@city.otaru.hokkaido.jp
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