全国でも珍しい量り売りの古着屋「衣料方人」(錦町19)が、今年6月、手宮ターミナル斜め向かいに開店し、「東京にしかないメーカーの掘り出し物がある」などと話題を集めている。
同店を経営するのは、埼玉に本社を置く産廃業・有限会社ラング(池田憲治代表取締役)。東京・小樽・札幌などで事業を展開している。
「東京周辺の衣料品店では、まだ着れる服もあるのに処分する。その廃棄した服を我々が回収して焼却処分するのだが、それはすごくもったいないこと」と、環境事業の一環として安く買い取り、リサイクル販売することにした。
歯医者だった店舗を改装し、メンズ・レディース・キッズのジーンズやTシャツ、ブーツなど3,000点以上の品を揃えている。量り売りは、1kg・300円(1kg以上100g・30円加算)と低価格で、「不景気の小樽で、お母さんたちの手助けになるかもしれない」という。
「若い女の子の中には、東京でしか売っていないメーカーの掘り出し物を見つけて喜ぶ人もいる」(同店)と話題になっている。
手宮に出来た量り売りの古着屋「衣料方人」で、まだまだお宝が眠っているかもしれない。
「古着 衣料方人」
小樽市錦町19-19
営業時間:12:00~19:00
定休日:月曜
0134-23-4666