博物館ミュージアムショップ 経営者は鉄道保存会に


 小樽市総合博物館(手宮1・相馬久雄館長)のミュージアムショップの経営者が、「NPO法人北海道鉄道文化保存会」(飯田勝幸代表理事)に決まったことが16日(木)に分かった。
 同ショップの経営者は、同館が希望者を募って決定している。2008(平成20)年度は、「Hands on Toy’s キンダーリープ」が出店していが、2009(平成21)年度は見送ることにした。このため、同館では、今年2月に経営者の募集を行ったが希望者がなく、3月25日から4月3日まで再募集を行っていた。
 再募集では、公共団体やボランティア団体など非営利団体に限って、使用料の全額減免措置を取ることにした。この結果、蒸気機関車・鉄道車両の保存修復を行っている「NPO法人北海道鉄道文化保存会」が手を上げ、このほど決定した。応募者は、この1団体のみ。
 博物館によると、同団体は、約26.4平米のスペースで、今までショップで販売してきた品物のほか、鉄道関連のストラップやキーホルダー、ポストカードのグッズを販売。収益が確保出来るなら、館内で保存している鉄道車両の整備経費に充てるという。
 現在、4月29日(水)の同館の夏期営業スタート日のオープンを目指し、具体的なショップ内容を決めている。
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