油彩画70作品並ぶ 小樽チャーチル会展


churchill1.jpg 余暇に絵画を楽しむ「小樽チャーチル会」の第56回展覧会が、4月8日(水)から、市立小樽美術館(色内1)で開かれている。
 同会では、世界の平和を願って日曜日には絵を描こうという、イギリス戦時内閣(1940~1945)のウィンストン・チャーチル首相にならって、余暇に絵画を楽しんでいる。
 会員は50代から70代までの15人で、洋画家・山田守之客員講師のアドバイスを受けながら、月1回の市街各地スケッチ、年1回の旅行スケッチなどを行っている。
churchill2.JPG 第56回小樽チャーチル会展では、会員15人の油彩画70点が展示されている。スケッチ旅行で訪れたペルーのマチュピチュやチベットのポラタ宮、小樽運河やなえぼ公園などの風景画が並ぶ。
 油彩画を始めて20年の田中稔さん(70)は、「NHKの絵画の番組を見て、50歳から絵を始めた。それから海外旅行に行ってはスケッチして余暇を楽しんでいる。ただ絵を描いて押入れにいれておくより、展覧会に並べて見てもらった方が励みになる。会員それぞれの油絵を見るのも勉強にもなる」と話している。
 同展は、12日(日)10:00~16:00(最終日15:00)まで。入場無料。問合せ:0134-33-0547