「小樽まちづくり市民サポート委員会」(笹島進委員長)は、今年7月20日(月・祝)の海の日、小樽港の開港110周年を記念して、フェリーで船上ビアパーティーを開催することを計画している。
同委員会は、「小樽全盛時代の賑わいによって、新しい小樽復活の原点を多くの市民に発信して行きたい」と、昨年7月、キャバレー現代を一日だけ復活させ、ビアパーティを実施した。約130人の定員に対し、300人からの応募があり、当日は大盛況となった。関連記事1 2
今年は、小樽港開港110周年と新日本海フェリー株式会社設立40周年に併せ、小樽ー新潟を走るフェリー「ゆうかり」で、船上ビアパーティーを開催しようと、現在関係者と協議を進めている。
「新日本海フェリーは、日本海の大動脈として、輸送経路を確保してその機能を果たしてきた。しかし、フェリーの利用者のほとんどは小樽の人ではない。ぜひ、フェリーに乗って、海から小樽の夜景を見て歴史を感じて欲しいし、この夜景の光を消さないように、小樽の人が元気になるようにしたい」としている。
小樽復活祭・2009「新日本海フェリー『ゆうかり』船上ビアパーティー」の開催は、7月20日(月・祝)の海の日。乗船17:00~、開宴18:00~21:30。定員350人。大人・前売6,000円(当日7,000円)、小中学生2,000円、小学生未満無料の予定。食事(バイキング)、ビール・ソフトドリンク飲み放題含む。フェリーターミナルパノラマ温泉付。
パーティー会場は、フェリー「ゆうかり」の3~5階。メイン会場は、4階のレストラン・エントランスホールとヘリポート。申込は、5月のゴールデンウィーク明けに開始することにしている。
「今年は小樽港開港110周年だが、市は金がないからといって特に大きな行事はしないと聞いた。俺たちも金はないけど、小樽の復活を目指して船上ビアパーティーをやる。それに来年は、市政開基140周年、小樽ー舞鶴間のフェリーすずらんの就航40周年なので、今年のイベントの結果を見て、もしもフェリーさんの協力が頂けるなら、世界各国のカップルを募集して、40組限定で合同結婚披露宴を企画したいとも考えている」(同委員会)。
小樽港開港110周年を金をかけないでPR程度にとどめようとしている行政に代わって、市民が、港を使った大きなイベントを企画しようと奮闘中だ。
問合せ:090-8639-5360 笹島
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