現代京ことばによる源氏物語朗読の会


 「世界に誇れる古典文学に触れて頂きたい」。
 「現代京ことばによる源氏物語朗読の会」(北上智子代表)が、4月13日(月)14:00から、さかい家(堺町4-4)で開催される。
 源氏物語(紫式部作)は、1000年前の平安時代中期に成立した日本の長編物語・小説で、華やかな平安宮廷を舞台に光源氏をめぐる女君たちの愛恋と無常感が描かれている。この物語が、現代京ことばによってよみがえり、同会によって小樽で朗読されることになった。
 朗読は、京都市出身の高橋しげ子さん。北海道放送専属劇団へ入団し、テレビやラジオに出演した。2001年から現代京ことばによる源氏物語の朗読活動をはじめ、大衆文芸にエッセイを執筆している。今回は、「葵」の「車の所争い」から葬送までの朗読となっている。
 朗読の後には、山口千翠氏(山口流名取教授・北海道地区山口流教室講師)の篠笛演奏もある。
 入場料:1,500円(コーヒー付)。問合せ:0134-52-0467 つむぎ乃(北上)