小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)の学位記授与式(卒業式)が、3月19日(木)13:00から同校体育館で開かれ、昼間コース464人・夜間主コース35人の499人と大学院(修士)49人の計548人、新たな門出を迎えた。
袴や着物、スーツの晴れ着姿の卒業・修了生は、会場を埋めた父母や関係者に見守られる中、山本学長から、「おめでとう」と学位記を受け取った。
学長は、「卒業生、修了生の皆さん、卒業、終了おめでとう。地獄坂を登り緑丘の教室で、あるいは札幌サテライトで学ぶのも今日が最後となります。大学を離れ、当面は新たな職場や環境に慣れ、仕事等に習熟することに精一杯になるでしょう。しかし、時に、仕事の表面ではなく、本質を考え、今行った意思決定や行動がどのような結果をもたらすのかをイメージできる『実学』を実践するように心がけてください。また、語学、とりわけ英語力を錆付かせないよう、ちょっとした努力を継続して下さい。わずかでも、こうした心がけ、努力は必ず大きく報われるはずです」と期待した。
卒業・修了生たちは、この学長の式辞や来賓の祝辞に耳を傾け、学生表彰や校歌斉唱などを終えると、体育館前で待ち構えていた部活やサークルの後輩達から暖かい祝福を受けた。中には、花束が贈られる人や胴上げされる人の姿もあった。
同校の今年度の就職状況(3月18日現在)は、昼間・夜間主コース499人の卒業生のうち就職希望者は448人で、440人が内定し、98.2%の内定率となっている。