小樽市保健所(富岡1)は、3月5日(木)、市内の介護保険施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎が発生したと発表した。
同所によると、2月26日、当該施設から、施設利用者と職員の6名が胃腸炎症状を呈していると連絡が入った。調査の結果、23日から患者が発生し、3月5日(木)までに累計11人(施設利用者7人、職員4人)が嘔吐、下痢、発熱の症状を呈していることが分かった。
患者1人の検便を行ったところ、ノロウイルスが検出され、同所は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染と判断した。感染経路は調査中。
同所は、施設に対し、利用者と職員全ての健康状態の把握、症状のある職員は自宅で療養すること、施設の清掃・消毒の徹底など、感染拡大防止対策について指導を行ったとしている。