市に地区計画を提出 「日銀行舎跡地まちづくり協議会」


 市内富岡地区の「日銀行舎跡地まちづくり協議会」が、3月30日(月)、「税務署周辺地域まちづくりの会」に続き、地区計画提案書類を市に提出した。
 同協議会は、日本銀行旧小樽支店行舎跡地(富岡2丁目・8,591.2平米・約2,600坪)の売却問題を受けて、周辺地域での地区計画成立を目指している。赤尾政彦・小野晃裕・神代順平・笹島進・佐藤元彦の5氏の共同代表。
 提案した地区計画は、日銀行舎を含む富岡1丁目・2丁目周辺の5.8ヘクタールが対象。「港街小樽の固有の風景として、小樽港への眺望と現在の良好な住環境の保全を図ることを目標」とし、周辺地域の建物の高さを10m以下に制限するもの。
 これまでの住民説明会や高さ制限案デモンストレーションなどを重ね、このほど、土地所有者の約84%、対象面積の約76%の同意を得て、地区計画の提案書類提出に至った。
 同協議会は、30日(月)午前に、市役所建設部都市計画課を訪れ、書類を持ち込んだ。市は、これを受領し、現在確認中で、数日後に本受付をする予定としている。
 同地区計画の提案書類や当日の写真、説明会、これまでの経緯などの詳細は、同協議会HPに詳しく掲載されている。こちら
 また、「税務署周辺地域まちづくりの会」が、23日(月)に提出した地区計画は本受付を終了し、市は、現在、正式受理するために書類確認中としている。
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