小中学校適正配置 41校を15年間で21校に半減


 小樽市立小中学校学校規模・学校配置適正化計画の素案がまとまり、市教育委員会は、3月16日(月)の小樽市議会・学校適正配置等調査特別委員会に提出する。
 素案は、A4版で、「はじめに」、「学校規模及び学校配置のあり方に関する基本方針」、「小樽市小中学校再編計画」の3項目の22ページ、資料編の5ページからなる。
 再編計画では、計画の期間や環境づくり、地区ブロックの区分、進め方、地区ブロックの学校数などを記している。
 計画の期間は、2010(平成22)年度から2024(平成36)年度までの15年間。22~29年度の8年間の前期と、30~36年度の7年間の後期に分ける。前期には、小学校6学級以下、中学校5学級以下の多い地区ブロックを再編。後期には、26年度以降の児童生徒推計を見て再編を行うことにしている。
 前期に再編が行われる地区は、全6ブロック(27小学校・14中学校)のうち、塩谷・長橋(4小学校・3中学校)、高島・手宮(5小学校・2中学校)、中央・山手(6小学校・3中学校)、南小樽(5小学校・2中学校)の4ブロックで、20小学校を9校に、10中学校を5校に再編する予定。
 後期は、朝里(4小学校・3中学校)、銭函(3小学校・1中学校)の2ブロックで、7小学校を4校に、4中学校を3校に再編する。
 現在、市内には、小学校27校、中学校14校の計41校あるが、これを、15年間もかけて、小学校13校、中学校8校の21校に半減させる計画となっている。
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