小樽市は、2月18日(水)11:00から市長定例記者会見を開き、2009(平成21)年度予算と2008(平成20)年度の最終補正予算案の概要を明らかにした。
2009(平成21)年度の予算規模は、一般会計542億1,000万円(前年比3億2,000万円・0.6%減)、特別会計339億1,000万円(同25億1,000万円・6.9%減)、企業会計281億6,000万円(同28億9,000万円・9.3%減)で、全会計は1,162億8,000万円(同57億2,000万円・4.7%減)となった。
一般会計では、前年度に引き続き緊縮予算を編成。一般財源収入は約338億3,000万円、歳出に必要な一般財源は353億3,000万円で、財源不足額は15億円で、他会計からの借り入れ(約9億7,000万円)のほか、職員手当等の削減継続(約5億3,000万円)により、財源不足を解消し、収支均衡予算を編成したとしている。
◎平成21年度予算(案)のポイント ◎予算総括表 ◎当初予算科目別内訳
小樽市の一般会計では、2004(平成16)年度に発生した赤字11億7,977万円を4年連続繰り上げ充用しており、新年度では、昨年度の12億9,900万円より7,000万円減の12億2,900万円になる。関連記事
2008(平成20)年度の補正には、国の第2次補正予算関連事業の「定額給付金」と「子育て応援特別手当」についての事務作業費分など、計1億2,164万2,000円を計上。「早期支給のためには事務作業を進めていかなければならない」と、市議会開会日の2月25日(水)の先議を求めている。支給する給付金21億2,320万円と手当分5,040万円の計21億7,360万円は、国会で関連法案の成立後に提案する。こちら
◎平成21年度予算(案)のポイント
◎平成21年度予算総括表
◎当初予算科目別内訳
◎平成21年度主要施策一覧
◎予定議案
◎市議会 第1回定例会日程