50年以上の歴史を持つ小樽市役所カメラクラブが、2月11日(水)から15日(日)までに開く「第9回全紙展」で、活動に終止符を打つことになった。
市役所カメラクラブは、1951(昭和26)年に、市役所のカメラ愛好者たちが集まり、同好会として発足。この後、メンバーは増えてピーク時には20人にもなった。市役所一階市民ホールや市立図書館、美術館で写真展を開催してきた。
現在では、会員は11人となり、このうち現職はたったの3人。今年度には、数少ない現職が1人退職することから、「メンバーの年齢は60~80歳で高齢化しており、これ以上の活動は難しい」と、11日(水)から開催する展覧会で活動を終え、解散することになった。
展覧会では、メンバー11人が、1泊撮影会などで撮りためた大雪山やニセコ、小樽市内の写真39点を展示する。このうち、昨年に逝去した会員2人の遺作5点も飾られる。
「第9回全紙展」は、2月11日(水)から15日(日)まで。12日(水)は、美術館の休館日となっている。入場無料