雨雲の隙間から時折陽が差し込む天候となった2009(平成21)年元日(木)、家族連れや若いカップルの初詣客たちが、市内の住吉神社(住ノ江2)・龍宮神社(稲穂3)・水天宮(相生町3)の三大神社に三々五々訪れた。
今年の元日は、大晦日から元日早朝にかけて降った雨の影響で、例年よりも少なめの積雪となった。道路や歩道の至るところで雪解けによる水溜りが見られた。
この中、市民たちは、例年通り、近隣の神社に繰り出し、本殿前で両手をしっかりと合わせて、新しい年の安全や幸福などを祈願した。「おみくじ」コーナーでは、「中吉だ」、「凶だ。幸先悪いな」などと、1年の運試しに興じていた。
住吉神社で安全祈願を行った主婦は、「今年は、みんな、景気が良くなればいいと思って来てるのでは」と話していた。同神社境内には、平成21年九星運勢の掲示板が設置されており、初詣客たちは、「言いこと書いてある」、「うわ、全然だめかもしれない」と一喜一憂していた。