「『刈りとった羊毛で毛糸を作ろう』~第3回毛糸を紡ぐ~」が、1月24日(土)13:30~15:30、市総合博物館(手宮1)で行われた。
昨年10月から始まった4回シリーズの講座で、羊毛を加工して毛糸のコースターを作る作業に挑戦している。
3回目となった24日(土)は、前回よりも10人多い、約30人の市民が参加した。マリーゴールドや栗のイガなどの草木を使って染めた羊毛を、「スピンドル」と呼ばれる道具で紡ぐ作業を行った。
5グループに分かれた参加者は、ピンクや黄色に染まった羊毛を、動物用のブラシのような道具「カーダー」で梳かし、今度は、それを薄く伸ばして、たこ糸にひっかけて、「スピンドル」を回してよりをかけて糸にした。中には、小学生の参加もあり、親子で協力しながら作業に取り組む姿も見られた。
市内の主婦のグループは、「一本の毛糸なのに太いところが素人っぽいでしょ」、「昔の人はすごいのね。こういった細かい作業をしていたんだから」、「あのくさい羊毛が、こんなにきれいになって、そして今毛糸になっていくなんて、愛着を感じる」、「みんな初対面だけど、趣味が一緒だから楽しめるわ」と、和気藹々と作業を進めていた。
3月には、いよいよ、コースター作りに挑戦することになる。
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