1月平均気温3月上旬並 史上2番目の暖かさ


0121.jpg 1月の小樽市内は、気温が高い日が続き、雪が少ない暖冬となっている。21日(水)現在、1月の平均気温が-1.2℃と3月上旬並となっており、札幌管区気象台の1943(昭和13)年の観測以来、史上2番目の暖かさを記録している。
 市内の1月の平年値は、平均気温-3.5℃・最高-0.9℃・最低-6.3℃・積雪深89cmとなっている。しかし、今年の1月は、平均気温-1.2℃・最高1.3℃・最低-3.7・積雪深63cmと、3月上旬並の暖かさとなっている。
 札幌管区気象台によると、「冬型の気圧配置になりづらい傾向が続いているため、暖かい冬となっている。低気圧が北海道付近に通ってきているが、南から暖かい風が入りやすく、北の方から寒気が入るが期間が短い」としている。
 この暖冬の影響で、市内の道路や歩道では、雪解けによる水たまりが多く出現している。積雪が少ないまま2週間後に開催を控えている「第11回小樽雪あかりの路」(2/6~15)の実行委員会は、「やっぱり雪が降らないのか。雪入れするかは来週決める」とやきもきしている。
 同気象台では、「向こう1か月の気温は、平年より高い確率が60%です。日本海側の降水量は、平年並の確率と少ない確率がともに40%です。日本海側の降雪量は、平年より少ない確率が50%です。週毎の気温は、1週目は平年より高い確率が80%、2週目と3~4週目は平年並の確率と高い確率がともに40%です」としている。
 1月末から2月中旬までは、例年よりも比較的気温が高く、降雪が少ない日が続く予報となっている。
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