小樽海上保安部(港町5・山口晴久部長)に、21日(水)、「漁業秩序の維持確立に大きく貢献した」として北海道知事感謝状が贈られた。
この表彰は、「平成20年度漁業秩序確立功労者表彰」(北海道)で、「漁業に関する法令違反防止のため、組織ぐるみの防止運動の積極的な推進、多年にわたる積極的な啓発指導、行政機関に対する積極的な協力などを実践し、漁業の秩序の維持・確立に著しく功績のあった者や団体を対象に、知事感謝状を贈呈し、他への範とする」ことを目的としている。
小樽海上保安部は、2008(平成20)年度、出動回数180回・出動人員延べ500人・検挙件数97件・検挙人員45人・押収物品ナマコ160kg・アワビ95個・ウニ367個などの実績があり、後志支庁・石狩支庁の推薦で受賞することになった。
受賞理由は、「漁協や支庁と連携し密漁防止パレードなど啓発指導に努めるとともに、積極的な取締活動により多くの密漁事犯を摘発し本年5月と6月には悪質なナマコの密漁者を検挙するなど漁業秩序の維持確立に大きく貢献した」としている。(写真提供:小樽海上保安部)
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