雛人形を通して小樽の魅力の再確認を目的とする第二回「おたる雛めぐり」が、2月21日(土)から3月3日(火)までの11日間、市内各所で行われる。
雛めぐりは、「旧家などに古くから伝わる豪華な雛人形や大切な思い出と願いが込められているお雛様を店内や窓際に展示し来訪者に見て回ってもらい、楽しんでもらう」イベント。昨年、市内の「蔵の人形ギャラリー・瀧本」(入船1)の進藤幸正代表取締役の呼びかけで初開催され、今年2回目となる。
第一回は、小樽市総合博物館や市立小樽文学館、喫茶店「游心庵」など5会場で開催された。第二回の今年は、実行委員会(鈴木喜明委員長)を発足させて組織化し、小樽桜陽高校や堺町通りの「乙女のきもの」など、参加店を倍以上に増やす見込みとなっている。
また、来年に向けての基礎づくりとして、市内で雛人形を飾る店や施設、個人を募集する。募集は、1月20日(火)から30日(金)までの10日間。飾る場所は問わない。ポスターやマップ制作費、協力金として、法人5,000円・窓際展示1,000円、一般(個人)参加無料。
現在、市総合博物館や文学館では、お茶会や写真撮影会、ひなの語りべなどのイベント、参加店では、和服を着ての雛めぐり、吊るし雛講習会など、趣向を凝らした演出が予定されている。
おたる雛めぐり実行委員会は、「店先、店内など飾る場所は問いません。お持ちの雛人形を飾り、多くの人たちに小樽をめぐってもらうイベントです。かつての小樽の繁栄を思い起こされる雛人形をお持ちの方は特に歓迎いたします。それぞれ趣向を凝らした演出を考えている参加店もありますが、飾るだけの参加でも結構です」と呼びかけている。参加店は、イベントや特典を自由に実施することができ、オリジナルの百人一首の配布も出来る。
問い合わせ:0134-22-8277 事務局・人形の瀧本
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