ホテルバーメンにとって最も権威ある「第26回 国土交通大臣杯 HBAクラシック 創作カクテルコンペティション大会」で、全国の予選ブロックを勝ち抜いた21人の中から、オーセントホテル小樽(稲穂2)の八重樫猛アシスタントマネージャー(30)が、見事、総合3位を受賞した。
八重樫さんは、札幌市出身。20歳からバーテンダーを目指し、札幌市内のホテル&ラウンジでスーパーバイザーとして腕を磨いた。28歳のときにシニアバーテンダーの資格を取り、カクテルフェスティバルでグランプリ、台北国際カクテル大会第3位などと活躍している。今年から、同ホテルのキャプテンズバーのクルーとして日々研鑽を積んでいる。
今年10月に開かれた北海道予選で優勝し、道支部代表となり、11月24日・25日の2日間で赤坂のANAインターコンチネンタル東京で開催された全国大会に出場した。
大会では、酒類の知識が試される筆記、ウイスキー・ブランデー・ラムなどの酒類・メーカー・熟成年数を当てるテイスティング試験、接遇試験、カクテル競技の4ラウンドが行われた。
メインとなるカクテル競技では、生きていくことの喜び・生命の輝きを表現した創作カクテル「ALIVE」で挑戦した。ラムをベースに、カシス・アムレット(あんずのフレイバー)を合わせたシンプルで優しい味わいの中に、ラムの強い”スピリッツ”を感じさせる一杯となった。このカクテルが高く評価され、見事、総合3位を受賞した。
八重樫さんは、「2年に1回開かれるホテルバーテンダーの大会で全国で1番大きいもので、3位を受賞することが出来て本当に嬉しい。前々回に、先輩のチーフバーテンダーが準グランプリを受賞しているので、今度は、グランプリを目指して頑張りたい」と話している。
全国3位受賞の創作カクテル「ALIVE」は、キャプテンズバーで1杯1,280円(税込)で提供されている。
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