12月12日(金)、白い雪に包まれた真冬の小樽に、甲高い汽笛の音が広がった。モクモクと白煙を吹き上げながら、クリスマスイルミネーションが施された「SLクリスマス in 小樽号」が、19:12、JR小樽駅に到着した。
「SLクリスマス in 小樽号」は、12日から25日までのクリスマスシーズン限定列車。蒸気機関車「C11型」の黒い重厚な車体にイルミネーション、車内にクリスマスツリーやリース、客室乗務員はサンタクロースの衣装を身につけ、クリスマス一色の列車となっている。
初日は、大勢の客を乗せて、18:24に札幌駅を出発し、19:12に白い煙を吹き上げながら4番ホームに到着。ポーッと甲高い汽笛を響かせて、到着の合図。列車の扉が開くと、乗客たちは、一斉に列車の前に列を作り、記念撮影に興じていた。
友人4人と乗車した札幌の坂上智子さんは、「すごく懐かしい感じでした。内も外もクリスマスできれいで良かった。これから、小樽運河や北のウォール街などを観光して、またSLクリスマスに乗って札幌に帰ります」と話していた。
「SLクリスマス in 小樽号」は、25日(木)のクリスマスまで9回、雪化粧の札幌ー小樽間を駆け抜ける。
平日は、12日(金)・19日(金)・24日(水)・25日(木)の4回。札幌18:24発~小樽19:12着で、約2時間滞在し、小樽21:00発~札幌21:45着。
土日祝日は、13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)・23日(火・祝)の5回となっている。札幌14:46発~小樽15:34着で、約3時間滞在し、小樽19:12発~札幌20:01着。全席指定。大人片道1,420円(運賃620円+指定席券800円)、子供半額。
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