小樽市は、入札予定価格を下回り不成立に終わった旧小樽市商工会館跡地(住吉町6・1,020.97平米)の再入札を、年度内に行いたいとしている。今度は、入札成立を目指して、予定価格を公表して実施することも検討している。
同跡地の入札は、10月22日に行われた。問合せは、建設業などから3社あったが、入札に参加したのは1社のみだった。同社は、市の予定価格の6割程度を提案し、不成立となった。
市契約管財課は、「金融危機などの影響で、年内の入札は難しいと思う。この状況で、企業も資金の確保が難しいので、落ち着かないと参加するところがないのだろう。年度内にはやりたいので、しばらく様子を見る。今後は、価格を公表してやることも検討している」としている。
同所の路線価は1平米5万円となっている。
◎関連記事