空港の実演販売で消費期限ミス!かま栄「揚げかまぼこ」


 小樽市に本社を置くかまぼこ製造販売の株式会社かま栄(堺町3・佐藤公亮代表取締役社長)が、10月31日(金)に、新千歳空港売店で行なった揚げかまぼこの実演販売で、消費期限のうっかりミスが起きたことが、11月1日(土)に分かった。
 同社によると、10月31日(金)午前8:00から午後1:00の間に、新千歳空港売店で実演販売した「揚げかまぼこ」に貼る消費期限のラベルが、製造から3日間が消費期限なのに、期限を印字する機械のダイヤル数字をひとつ先に進めてしまったうっかりミスが起きた。10月31日製造なので、11月2日が正しいところ、12月2日と誤って1ヶ月先の日付を印字し販売してしまったという。
 直ちに管轄の千歳保健所に相談し、該当商品を回収し、購入者に代金を返金することを決め、11月1日に同社ホームページに「お詫びとお知らせ」を掲載すると共に、新聞各紙への掲載や、小樽ジャーナルへメールによる情報公開をし、広く購入者に注意を呼びかけている。
 同社の佐藤元彦取締役本部長から、「弊社の新千歳空港の売店にて、昨日10月31日午前8時から午後1時くらいまでの間、商品を入れるビニール袋に貼る、消費期限のラベルシールの期限を販売員がうっかり日付を間違えて貼ったまま、しばらく気づかずにお客様に販売した結果です。個数にして約200袋ほど、百数十人のお客様の手に渡ったものと推測しております。まずは、管轄の千歳保健所の指導のもと、可能な限り迅速に最大限の対応をいたしました。今後このような問題を起さないよう、お客様にご迷惑をお掛けしないよう、全力で当たっていく所存でございます。まずは取り急ぎ、リアルタイムで世界に情報を発信する「小樽ジャーナル」にお伝えいたしました。事実は事実、ありのまま、何も隠すことはありません」とのメールが1日に届いた。
 本社の問い合わせに対し、佐藤本部長は「起きてはいけないうっかりミスで、弊社の管理体制に問題があったと認識しており、やれることは何でもやろうと、可能な限り迅速に最大限の対応をした」と話している。
 かま栄「お詫びとお知らせ」
 かま栄HP