ナースキャップに決意新た!市立病院看護学院戴帽生30人 

taibosiki.jpg 市立小樽病院高等看護学院(東雲町9・馬渕正二学院長)の戴帽生30人が、新たな決意を胸に、来月から医療実習の場に足を踏み入れる。11月7日(金)10:30から、同学院体育館で「第41回戴帽式」が厳粛に行われた。



 馬渕学院長が、「本日の戴帽生30名は、今年4月に入院され、今日まで医療や看護の基礎を学んできました。来月からは臨床実習に入り、初めて病む方と接することになります。戴帽式は、初心に返って、患者さんの命と健康を守るんだという新たな決意をする場であります」と挨拶。
 ステージ上では、久保真知子主幹から、生徒1人1人に真新しいナースキャップが被せられた。会場で見守る家族や関係者約50人を前に、実習の場へ踏み入れる期待と不安を胸に留めながら、ナースキャップ姿を披露した。
 来賓の山田勝麿市長は、「相手を尊重し、やさしい態度、温かい言葉と笑顔で、患者さんやそのご家族に愛される看護師を目指して欲しい」。上級生の光木里恵さん(3年)は、「いつまでも今日の感動を忘れずに、自分の看護の道を信じて、人の痛みを汲み取れるような看護師になれるよう願っている」とエールを送った。
 戴帽生30人は、ステージ中央でキャンドルに火を灯し、壇上に並んだ。やわらかな火を灯しながら決意を述べ、学院歌を合唱して式を終えた。
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