小樽市総合博物館(手宮1)で、11月2日(日)・3日(月)の2日間、80分の1サイズの精巧な鉄道模型の走行会が開かれている。
これは、鉄道模型グループ「北軌道倶楽部」によるイベントで、3日(月)の同館夏期営業終了に伴う、アイアンホース号おやすみセレモニーに併せて開催されている。
走行する鉄道模型は、北海道で活躍した20種類。気動車の北海をはじめ、機関車のC-55、電車のED-76など、市総合博物館で展示されている車両もある。
同館エントランスホールには、テーブルの上に8本のレールが敷かれ、80分の1サイズの鉄道模型が走り回った。手作りのトンネルをくぐったりして、来場した子供たちの目を釘付けにしていた。
レールの回りにはイスが置かれ、親子で、小さな鉄道模型がレールの上をスムーズに走る姿を熱心に見つめる姿も。「機関車部分は金属に出来ているので、80倍にすると本物になる」(北軌道倶楽部)と説明を受ける人も見られた。同グループによると、高いもので機関車のC-62が46万円にもなり、普段は、この模型の整備などを入念に行っているという。
鉄道模型は、3日(月)11:00~16:00にもエントランスホールで走る。アイアンホース号のおやすみセレモニーは、15:15に行われる。
11月3日(月)は、文化の日のため、同館の入場料は無料となる。
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