運河保存劇のオーディション 市民30名が挑戦


teatoro.jpg 来年7月公演の「赤い運河-神様のいない祭り-」を主催する演劇集団テアトロ浅草橋(米本幸順代表)は、11月30日(日)14:00から、キャストや舞台スタッフなどのオーディションを市民センター・マリンホール(色内2)で実施した。
 「赤い運河」は、小樽運河全面保存に燃えた男の物語。同劇団では、「小樽市民が参加して練り上げていくという過程に大きな意味がある」と、キャストをはじめ舞台・運営スタッフをオーディションで選ぶ。
 オーディションには、約30名の市民が参加。呼吸法やハーモニー、早口言葉、朗読、台詞、歩きなどに挑んだ。
 審査員を前にした参加者たちは、早口言葉の「バスガス爆発」、「赤巻紙青巻紙黄巻紙」などを順番に披露。似たような言葉の羅列で、何度も同じ箇所でかんでしまう人も見られた。
 台詞では、男女が、主人公藤村茂夫とその妻・光子役に分かれて、第一幕の一部分を読上げた。それぞれの感性で、熱心にその役の感情を表現していた。
 オーディションの結果発表は、12月5日頃に行われる。
 同劇団では、今後、関係者に参加を呼びかけ、総勢100名近い市民で公演を成功させるため、練習に励んでいくことにしている。
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