小樽の魅力を描き続ける画家9人の作品が一堂に会する企画展「小樽風景・個性の響き」が、10月25日(土)から市立小樽美術館(色内1)で開かれている。
風景画の宝庫と言われる小樽には、「複雑な海岸美、岬や山々の形の面白さ、港、マリーナなど題材が豊富にある」(同館学芸員)。企画では、この小樽の魅力に惹かれて制作する画家、小川清・木嶋良治・小平るり子・佐藤善勇・冨澤謙・羽山雅愉・堀忠夫・山下脩馬・輪島真一の9人の作品を展示する。
小樽の木造住宅と港の冬景色。重厚な建物の窓や入口。小樽に暮らす人々の温もり。埋め立てられる前の運河。埋め立て後の運河など、画家9人の視点で描かれた様々な小樽の表情が紹介されている。
同館では、「小樽に在住し、自身の足で隅々まで歩き、構図を探した画家。旅で訪れ、小樽独特の魅力や、郷愁の世界に執りつかれ、ライフワークとして描き続ける画家。描かれた作品は、風景画であると同時に、彼ら自身の心を描いた自画像であるともいえる」としている。
「小樽風景・個性の響き」は、2009(平成21)年1月25日まで。一般300円、高校生・70歳以上の市内在住者150円、中学生以下無料。
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◎市立小樽美術館HP
山下 脩馬
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佐藤 善勇
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羽山 雅愉
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小平 るり子
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輪島 真一
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小川 清
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堀 忠夫
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木嶋 良治
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冨澤 謙
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