小樽の街に“文化の秋”がやってきた。10月1日(水)、「第59回小樽市文化祭」がスタートした。
「第59回小樽市文化祭」(小樽市・小樽市文化祭実行委員会主催)は、美術館(色内1)、産業会館(稲穂2)、市民会館(花園5)、市民センター(色内2)、生涯学習プラザ(富岡1)の5会場で開かれる。
文化祭のトップを切って、10月1日(水)から美術市展(市立美術館・12日まで)と、盆栽展・書遊展(産業会館・4日まで)が始まった。美術館2階では、10:00から開会式が行われた。
山田勝麿市長は、「この文化祭のスタートを切って、美術市展が12日まで開催されますが、今年も素晴らしい作品が、数多く出品されていると聞いております。そしてまた、文化祭後半の29日から11月2日までは、高校生の作品を展示するユース展ということで、若さあふれた才能の発表の場となり、私も例年、楽しみにしております」と挨拶した。
美術市展には、委員63人・一般88人が描いた油彩や水彩、日本画の入選作品157点が並んでいる。春夏秋冬の小樽の景色や、シャボン玉を膨らます女の子の絵など、個性ある作品が展示されている。今年は、日本画・白藤鳥遊を描いた工藤葉子さんが市展賞に選ばれ、会場に訪れた市民たちの目を引いていた。表彰式は、10月11日(土)18:00から小樽グランドホテル(稲穂1)で行われる。