合唱やブラスバンドで火災予防 


bunko2.jpg 合唱のハーモニーやブラスバンドのメロディが、運河プラザ(色内1)から流れ出た。18日(土)「ぶん公火災予防フェア」の最終日、メモリアルコンサートが行われた。
 火災予防フェア(市消防本部主催)は、小樽が誇る消防犬ぶん公が生きた時代を振り返るとともに、当時、小樽の火事と防災に活躍した人々を紹介し、火災予防を呼びかけるイベント。15日(水)から18日(土)までの4日間の日程で行われていた。
 最終日の18日(土)は、消防犬ぶん公の絵本の原画移管セレモニーや、明治・大正時代に火事と消防にかかわった人を紹介する講演、メモリアルコンサートなどが行われた。
 メモリアルコンサートは、今も当時の勇ましい姿を彷彿とさせるぶん公の剥製や、絵本の原画、当時の消防組の防火衣などが並ぶ会場で実施した。
 桂岡少年少女合唱団は、ぶん公の歌「ぼくは消防犬」や子どもソーラン節、オーシャンゼリゼなどを披露。オペレッタ「ヘンデルとグレーテル」も行い、会場から大きな拍手が広がった。
 このほか、市消防本部職員も参加する「小樽ブラスファイブ」が、ホールニューワールド(アラジン)、天城越え、ルパン三世、崖の上のポニョなど、小さな子どもから大人まで、誰もが聞いたことのある音楽を演奏し、火災予防フェアのフィナーレを和やかに演出していた。
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