商業高2年生が珠算1級満点合格


syuzan.jpg 「第183回珠算能力検定試験」(6月22日実施・日本商工会議所主催)で、小樽商業高等学校2年生の戸村梨沙さん(17)が、念願の1級満点合格を成し遂げた。
 同試験の1級には、全国の7,710人が受験し、26.3%の2,026人が合格。このうち、満点合格者は、全国26人で、道内では小樽1人と帯広2人の計3人だった。
 小樽で唯一満点合格を成し遂げた戸村さんは、小学校1年生からそろばんを始め、すでに小学6年生の時に1級に合格していた。その後も、珠算塾に通って勉強し、全国珠算教育連盟の珠算6段・暗算7段の腕前となり、高校生の全国大会でも入賞している。
 これまでも同試験の1級満点合格に挑戦していたが、このほど、4回目でようやく念願の満点合格を達成した。小樽では、26番目の満点合格者となった。
 9日(木)、小樽商工会議所会頭室で表彰状の伝達式が行われ、「先生に得意の割り算からやってみたらというアドバイスをもらって、合格することが出来た。プレッシャーはあったけど、自信も少しあった。満点合格出来てよかった」(戸村さん)と喜んでいた。
 今後は、高校生全国大会で3位以内の入賞、全国珠算教育連盟の珠算10段を目指して腕を磨くことにしている。