4月からスタートした小樽市の「小樽ファンが支えるふるさとまちづくり資金基金」に集まった寄付金は、この半年で、113人からの1,006万6,000円に上ることが分かった。
この基金は、「歴史的な財産を後世に引き継ぎ、個性豊かな魅力あるまちづくりを実現するため」に、小樽ファンから寄付を募る事業。
この寄付によって、「旧国鉄手宮線の保全および活用事業」、「市立小樽文学館および市立小樽美術館の整備事業ならびにその周辺の整備事業」、「小樽市総合博物館の展示鉄道車両の保全事業」、「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例に基づく登録歴史的建造物の保全事業」、「その他市長が必要と認める事業」など5事業を進めることにしている。
113人から集まった1,006万6,000円(10/28現在)は、市内17人356万7,000円、道内17人254万円、道外79人395万9,000円で、大半が個人からとなっている。
市長は、このほか、「小樽の海岸のゴミが目に付いてしょうがないので、海岸清掃を行い、海をきれいにするために寄付金を使わせてもらいたい」としている。
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