小樽市議会(見楚谷登志議長)の第2回議会報告・意見交換会が、10月28日(火)15:00~17:00、市消防庁舎6階講堂で行われた。
2回目は、小樽PTA連合会を対象に開催された。各会派の代表9人が参加し、「教育問題」について考え方や主張を説明。参加したPTA連合会の市民24人は、学校適正配置問題や教育予算について質問した。
学校適正配置問題について、PTAブロック代表者から、「議員さんのお話を聞くと、小さな学校が良くないと考えているように受け取るが、地域とともに頑張っているところもあり、人数だけで決めて良いと思うのか。地域と子供についてどのように考えているのか。忍路中は、平成21、22年に複式学級となり、どうしたら良いか考えているが、中学の9科目を6名の先生でどうやって教えられるのか」と意見が出された。
これに対し、「大規模と小規模で出来るところ、出来ないところがある。地域の特性を活かすことが重要」(自民党)。「市教委は、複式はだめだと宣言していると考える。小さな学校は、教師との関わりは強い。日本の教育予算の基準を変えて、教員の配置を変える必要があり、その間は、小樽市独自で教員を採用して、配置することを主張する」(共産党)。
「小さいから大規模校と比べてダメとかではなく、地域にとってどんな学校が適正なのか話をしている。教員配置などについてきっちり話をしていきたい」(公明党)などと意見交換が行われた。
今回から市民傍聴も可能となったが、参加したのは、たったの1名だった。
◎関連記事