オール小樽ロケのTVドラマ「歓喜の歌」(HTB・大泉洋主演)の鑑賞会が、9月7日(日)、たちかま料理「惣吉」(堺町2・出世前広場内)で行われた。
小樽でロケ誘致や撮影協力などを行う小樽フィルムコミッション(FC)の主催。鑑賞会は、7日(日)14:00からのTV放映時間に合わせて行われた。エキストラ出演した市民など約30人が参加し、80インチのスクリーンに次々と映し出される小樽の様々な風景に見入った。
ドラマは、市民会館の事務主任(大泉洋)が、市政20周年記念報告会と「大樽レディースコーラス」のコンサートをダブルブッキングし、市とお母さん軍団との板ばさみになりながら、問題を解決する物語。HTB開局40周年スペシャルドラマで、第九が奏でる笑いと涙の人生模様が、小樽の街を背景に描かれた。
大泉洋とお母さん軍団とのやりとりの中で、市民会館をはじめ、歴史的建造物の旧黒瀬病院や、市場、外人坂、高島町の坂、石山町の坂など、普段の小樽らしい街並が、次々に登場。約800人のエキストラたちが参加したコーラスコンサートのクライマックスを迎えると、会場から拍手が起こった。
小樽市の森山真千子さんと札幌市の八木紀子さんは、「エキストラとして、お母さんたちが抗議するところや、練習場に入っていくところなど、何回か出演させてもらったので感動した。出来上がりを見て、素晴らしい出来だったので胸がいっぱいになった。もう1回ゆっくりみたいと思う」と感動の様子だった。
小樽FCの岩田智之事務長は、「とても良い出来で、面白かった。小樽の色々な表情が見れて、新しい発見が出来たと思う。大勢で見れる鑑賞会を企画してよかった。今後も企画したい」と話していた。
◎関連記事