小樽市内は、9月下旬に入り、一挙に秋らしい天候となった。最後の週末となった27日(土)は、発達した低気圧の影響で、上空に11月下旬並の強い寒気が入り、最高気温14.5℃・最低気温8.3℃と初冬並の肌寒い一日となった。
市内では、9月中旬まで平均気温が20℃前後だった。18日(木)には、今年3度目の真夏日の30.4℃を記録するなど、例年にない温かい初秋となっていた。
しかし、翌19日(金)に、最大瞬間風速11.2mを記録してから、気温が次第に下がり、24日(水)の平均気温は14.7℃、最大瞬間風速は19.9m、26日(金)は12.8℃・15.7mを記録した。
27日(土)の市内も風が強く、おたるドリームビーチの海岸では、高い波が次々に押し寄せていた。小樽を含む後志北部には、14:19現在、「波浪注意報」が出され、札幌管区気象台では、「後志地方の海上では、引き続き27日夜遅くまで波の高さ3メートル。高波に注意」と呼びかけている。
また、同気象台の天気予報によると、28日(日)の朝の最低気温は6℃としているが、来週からは、平年並か平年より高い気温となるという。