アニメ映画「めぐみ」上映会開く 市立小樽図書館


megumi.jpg 北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ映画「めぐみ」の上映会が、市立小樽図書館で、9月28日(日)午前11時と午後2時の2回開催された。
 「めぐみ」は、昭和52年に当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮によって拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や懸命な救出活動の模様を描いた25分のドキュメンタリー・アニメ。
 会場となった市立小樽図書館の2階視聴覚室には、小学生から高齢者までの熱心な観客が集まった。めぐみさんが拉致され、北朝鮮船に閉じ込められ、船底から必死にお母さんに助けを求めるシーンでは、老婦人がそっとハンカチで涙をぬぐっていた。
 主催者は「拉致という自由を奪う行為を忘れないためにも、このアニメ上映が役立って欲しい」と話していた。