「消防犬ぶん公」火災予防フェア 10/15~18


 「消防犬ぶん公」の火災予防フェアが、10月15日(水)から18日(土)まで、運河プラザ(市観光物産プラザ・色内2)で行われる。
 「消防犬ぶん公」とは、昭和の初め、小樽消防組で飼われていた小樽が誇る名犬。火災発生のベルとともに、真っ先に消防1号車に飛び乗って坂を上り、ホースを咥えて消防士に渡したり、野次馬を追いやるなど、火災現場で大活躍した。
 小樽市民に可愛がられ、運河プラザ前庭には、ブロンズの「ぶん公」記念碑が建てられている。「ぶん公」が死んでから70年経つ今でも、その雄姿が語り継がれている。
 今回、市消防本部では、この「ぶん公」が生きた時代を振り返り、小樽の火事と防災に活躍した人々を紹介する火災予防フェアを、火災予防運動期間(10月15日~31日)に合わせて開催する。
 15日(水)から17日(金)10:00~15:00までは、住宅用火災警報機広報用資材や歴史的消防機器、消防犬ぶん公の資料を展示。最終日の18日(土)10:00~15:00は、ぶん公の絵本原画移管セレモニーや明治時代の小樽消防組のお話、メモリアルコンサートを開催する。
 メモリアルコンサートでは、「ぶん公」を追悼するために作られた「ぶん公の歌」が、桂岡少年少女合唱団によって披露される。このほか、金管五重奏や、古畑亜紀(トランペット)と加藤香緒里(ピアノ)の饗宴、桜庭和のミニライブなどが行われる。問合せ:0134-22-9181 小樽市消防本部予防課
 関連記事1 関連記事2 
 「消防犬ぶん公」