おたる赤い靴の会設立 9/6(土)に記念事業


 童謡「赤い靴」の親子3人像が建つ小樽運河公園(色内3)で、9月6日(土)13:00~15:00、「赤い靴の会設立記念講演会」が開かれる。
 「赤い靴」(作詞・野口雨情、作曲・本居長世)は、1922(大正11)年に誕生した。札幌の「北鳴新報社」で勤務していた雨情と同居していた鈴木志郎の妻・かよが、幼くして手放した娘“きみ”への思いを打ち明けたことで生まれた童謡。 こちら
 この童謡のブロンズ像は、横浜・山下公園や留寿都町など全国4ヵ所に設置されているが、小樽に誕生した親子3人像は全国初。貧しさと病弱さのために生き別れてしまった親子3人が寄り添う、心温まる像となっている。
 昨年11月に建設委員会(高橋昭三委員長)が像を設置してから、約1年になる。「心のふれあいの発信基地として大切に育てたい。この像をシンボルとして、運河公園が、親子がふれあい、楽しめる公園となっていくことを願い、この像が小樽市を訪れる人々に愛され、小樽のこどもたちの幸せと平和を願う大人たちをつなぐ基となる事を願う」と、新たに“おたる赤い靴の会”を設立し、会員を募って維持・補修を続けていくことにしている。
 9月6日(土)13:30~15:00、会の設立を記念して、講演会・パネル展示会・懇親会を開催する。講演は、小樽観光ガイドクラブ・倉重紀久男会長の「赤い靴建立について」と、小樽市保健所・秋野恵美子主幹の「母性」。パネル展示会は、全国にある赤い靴の像の写真を飾る。
 同会の賛助会員は、一般(1,000円以上)と団体・法人(5,000円以上)の2種類。年に数回のニュースレターやイベントの案内が送付される。「おたる赤い靴の会を一緒に育てていきませんか。ぜひ、多くの皆様のご入会をお待ちしています」と呼びかけている。問合せ:080-6095-1519 おたる赤い靴の会(担当:倉重) Email:kikuo-1519@ezweb.ne.jp
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