青空が一面に広がる8月31日(日)、小樽港・第3号ふ頭に、2隻の白い豪華客船が浮かんだ。
「飛んでクルーズ北海道」のツアーで、約400人の客を乗せて27日(水)に小樽港を出発した「にっぽん丸」(21,903トン)が、31日(日)午前、利尻島・礼文島、知床を巡り、小樽に帰港した。第3号ふ頭の札幌側のバースに着岸、船内見学会を開催し、多くの市民や観光客たちが同船を訪れた。関連記事
さらに、日本一周探訪のツアーで320名を乗せた「ぱしふぃっくびいなす」(26,518トン)が、午後に小樽港に到着。「にっぽん丸」が停泊するバースの反対側に着岸し、第3号ふ頭は、2隻の白い豪華客船に挟まれた。
『伝統ある祭りと芸能に触れ、日本の情緒を再発見する』をツアーテーマに、八戸や小樽、富山など5ヵ所を巡る「ぱしふぃっくびいなす」は、28日(木)に神戸を出発し、2つ目の寄港地として来樽。日本一周探訪の旅
第3号ふ頭では、「ぱしふぃっくびいなす」の歓迎セレモニーが、13:00から行われ、山田勝麿市長が、「海から気軽に観光名所を散策出来るのが小樽の特徴です。寄港中、運河と倉庫が織り成す独特の街並の小樽の観光を楽しんでもらいたい」と挨拶した。ミスおたるによる花束贈呈などが行われ、乗客たちは、昼と夜の小樽観光を楽しむ。
「にっぽん丸」は、31日(日)夕方、新たに358人の客を乗せて小樽港を出発し、利尻島・礼文島、知床を巡る。「ぱしふぃっくびいなす」は、9月1日(月)15:00、次の寄港地の富山を目指し出港する。
◎にっぽん丸
◎ぱしふぃっくびいなす