8月24日(日)、小樽の海を筏(いかだ)で力走する「第2回いかだレース大会」(小樽築港ベイエリア活用促進実行委員会)が、小樽築港臨海公園・貯木場水域で行われた。
「1、2、1、2」 と必死に漕ぐ参加者と、「がんばれ」、「負けるな」、「いけー」 と一生懸命応援する関係者たちの声が、会場にこだました。
この日は、曇り空となり、強い風が吹き付ける生憎の荒天となった。しかし、会場には、2人漕ぎ8チーム、4人漕ぎ8チーム、家族漕ぎ4チームの約60人もの参加者が集まった。
午前は、同実行委員会が用意したタイヤチューブや腰掛用の板をロープで結んで、自前の筏造りに挑戦。4つのタイヤチューブを縦一列に並べたり、2個ずつ並べて正方形の形にしたり、参加者たちは、より速く進むように工夫を凝らした。北海道工業大学の「ど~こ~だい」は、3日かけて作ったクジラの飾りをつけて、周囲から注目を集めていた。
午後の競技は、向かい風が強い天候の影響で、往復から片道(約100m)に変更された。2人漕ぎ、4人漕ぎ、家族漕ぎの各参加チームは、「ポー」の合図で次々にスタート。各チームは、「1、2、1、2」と掛け声を合わせて漕ぎ、波と風に負けじと、接戦を繰り広げた。
2人漕ぎは「ウインドローズ」、4人漕ぎは「ど~こ~だい」、家族漕ぎは「ガールズチーム」 が見事優勝。「ど~こ~だい」は、昨年OBチームが圧倒的な速さで優勝しており、これで2連覇となった。
優勝チームなどの参加者たちは、お食事券や花火、バッグ、などの景品をゲットし、「楽しかった」 と、海で遊んだ一日を振り返っていた。