小樽市消防本部(安達栄次郎消防長)は、9月1日から、「消防団協力事業所表示制度」を実施する。
この制度は、消防活動に協力している市内事業所に対し、社会貢献の証として、アクリル板製の表示証(約2,500円相当)を交付するもの。
総務省消防庁が、「全消防団員の約7割が事業所の従業員であることから、消防団活動への一層理解と協力を得るために推進している」制度。さらなる消防団活動の便宜や従業員の入団促進など、事業所として消防活動に協力することが、その地域に対する社会貢献として認められるという。
道内では、札幌市や釧路市など36市町村で実施され、164事業所が表示証の交付を受けている。
小樽市の交付基準は、消防団員である従業員が3人以上いる事業所、従業員が消防団員として活動することについて積極的に配慮していることなどが挙げられている。