10日(日)、小樽市街や石狩湾を眼下に、マウンテンバイクのクロスカントリーが天狗山(最上2)で行われた。約150人の選手たちは、山頂ゲレンデに設置された特設コースを真夏の太陽を背に、土煙を上げながら疾走した。
今年のMTB大会(DoRide(ドゥライド)主催)の種目は、XC(クロスカントリー)。天狗山スキー場山頂特設会場(1周約4.5km)を走り抜ける。小学生低学年は1周、高学年・ファストタイマーは2周、大人(メン)は5周・(ウィメン)は3周など10カテゴリーで行われた。
競技は、9:15にスタート。最初の種目は、幼児クラス。補助輪付の小さな自転車にまたがった子供たちが、約30mのレースを展開。小さな石が転がるなど、子供には険しいコースとなっていたが、一生懸命にペダルを漕ぎ、完走を目指した。中には、途中で転んでしまい、泣きながらゴールする子も出た。
可愛らしい子供たちのレースのあとは、ファーストタイマーや小学校高学年・低学年などのレースが順次開始となった。選手たちは、パンの号砲の合図で一斉にスタート。天狗山から一望する景色を背にしながら、マウンテンバイクで山登りや下りに挑戦し、1位を目指して奮闘した。
「がんばれ」、「負けるな」、「もっと漕げ」 と、関係者や家族の声援が広がり、真夏のMTB大会は大盛況となった。
◎天狗山 クロスカントリー
◎DoRide(ドゥライド)