小樽市内全41小中学校の通知表(あゆみ)が、8月4日(月)から15日(金)まで、市教育委員会3階(花園5・旧東山中学校)小樽市教科書センターで展示されている。
市教委が推進する「小樽市立学校教育推進計画」(あおばとプラン・平成18年度から3ヵ年)の開かれた学校づくりの一環で実施。小学校27校と中学校14校の各校独自で制作する通知表(あゆみ)が、初めて並べられている。
小学校のあゆみは、三重丸・二重丸・丸の三段階評価。大多数の学校では、三重丸は、目標に到達していると思われる。二重丸は、目標に近づきつつあるが少し努力してほしい。丸は、学習の過程でつまずきが多く更に努力してほしいとなっている。また、めあてに到達している、めあてに近づきつつある、めあてに到達するために努力してほしいとしている学校もあり、評価の仕方が微妙に違う。学校の教育目標を掲げているものや、あゆみと呼ばず、「花園の子」や「みどりの子」などと地域・学校に親近感を抱かせる名称のものもある。
中学校は、5~1の5段階。長橋中学校は、5は特に程度が高い、4は十分できる、3はおおむねできるなどと、保護者に分かるように評価の程度を詳しく記入している。
市教委・指導室では、「保護者との話の中で、通知表がどこでも同じと思っている人がいることが分かった。あおばとプランの開かれた学校づくりの一環で、全41校の通知表を展覧し、教諭・学校関係者、市民の方々に見てもらって、改善するところは改善してもらえれば」 としている。