低調な学校適配懇談会 1会場平均 約9人


 7月7日から29日までの1ヶ月間、市内中学校の14会場で、「学校規模・配置の適正化にかかわる地域懇談会」が行われたが、参加者は延べ283人だった。
 この懇談会は、、「小・中学校の規模・配置の適正化に関する計画を作るに当たって考え方を示し、地域の皆さんからのご意見をいただく場」として行われた。
 市教委によると、14会場に足を運んだ283人のうち、市議会議員や学校関係者をのぞくと、130人という。1会場あたり約9人程度の低調さだった。各会場では、参加者が少ないことから、「地域の人に来て欲しいと言っているが、告知が足りない」との意見も出された。
 「事前に、案内文と説明する概要を地域に配布していた。この概要で、具体的な学校名が出ていないことや、概要で理解した方が多かったのではないか」(市教委) としている。
 今後、この懇談会での意見を整理し、年度内に計画案の策定を目指すとしているが、この計画案では、「耐震化の問題も含めて検討し、地区ごとの学校のあり方を示すだけにとどめる予定」 としている。
 関連記事