健康づくりフォーラムに350人 


kenkoforum.jpg 「おたる健康総合大学」の開学5周年「健康づくりフォーラム~サクセスフル・エイジング~」が、7日(木)13:30~15:30、小樽市民センター・マリンホール(色内2)で開かれた。
 このフォーラムでは、市内民間病院や行政、スポーツクラブなどの5氏がステージに立ち、それぞれの立場から「健やかに老いるために」を講演した。
 西病院の西信博さんは、「小樽の街を歩く」と題して講演。「病気による歩行障害で、スキーや登山、テニスを断念した。足や腰の力がなくなり、どう老後を過ごすか考えた結果、ウォーキングすることにした。ただ歩くだけなく、小樽の街を見て歩き、考えることにした」 と紹介。
kenkoforum2.jpg コナミスポーツクラブ小樽の山本夏未インストラクターは、「高齢者が、トレーニングを選択すると、能力低下を防ぐだけでなく、新たなチャレンジができ、仲間とのコミュニケーションやリフレッシュを得ることができ、知識を身につけることができる。フィットネスをやるのに年齢や性別はあまり関係ない。一度足を運んでいただけると、たくさんの人がフィットネスをしているんだと実感できるはず」 と呼びかけた。
 会場には、約350人の市民が足を運び、熱心に講演者の声に耳を傾けていた。主催の市保健所・外岡立人所長は、「このような講演会に、300人を超える人が足を運んでくれることは滅多にない。やはり関心があるのだろう。この講演がきっかけとなり、高齢者たちが生き生きと暮らせる街づくりの手助けになれば嬉しい」 と話していた。