小樽の若者たちによる手作りの祭り「ポートフェスティバル」が、1978(昭和53)年に開催してから30年。8月30日(土)、当時若者だった有志たちが再び集まり、ポートフェス30周年記念「Bay City Blues Festival」を小樽倉庫No.1(港町5)で開催した。
「ポートフェスティバル」は、小樽の若者を中心に運河と周辺の石造倉庫を舞台に行われた手作りの祭り。小樽運河運動に市民の関心を集めるきっかけとなった。
当時、ブルース音楽が盛んで、市民有志で「ブルースこれっきり」を結成し、ポート・フェスティバルの野外ステージ「ブルース収穫祭」を開催。ミニコミ誌も発行した。この有志らが再び集まり、ポートフェスティバル30周年を記念してコンサートを開くことになった。
Twincam’s・トラベリメン・蘭島発動機・稲北キングス・但馬春ブルース研究室・Beale Street Blues Bandなど7バンドが出演。当時のイベントのポスターやチラシなどが飾られる会場で、懐かしい思い出とともにブルースを披露。
約100名の参加者が集まり、参加バンドの演奏に合わせて手拍子をしたり、ゆったりと聞き入っていた。バンドメンバーたちの中には、かつてポートフェスティバルで演奏した人もいて、「懐かしいメンバーの顔も見える。すごく嬉しいです。この場で演奏することを楽しみにしていた」と会場を盛り上げていた。
◎関連記事