桜ヶ丘球場クラブハウス改装大詰め


sakuragaoka1.JPG 市営桜ヶ丘球場(花園5)のクラブハウスの改装工事が大詰めを迎えている。壁や天井のパネル替えや床張りなどが29日(火)に終わり、残る作業は清掃と家具の運搬作業だけとなっている。
 同クラブハウスには、2003(平成15)年度まで管理人が常駐していたが、市の財政難の煽りを受け、わずか月1万円の費用を節約するため廃止された。
sakuragaoka2.JPG 管理人が廃止されてから、内部は荒れ放題だった。このため、小樽野球協会後援会の安達英明会長が、「8月上旬の日韓野球少年団の交流試合や、8月中旬の小樽リトルシニア10周年記念試合までには改装して、応援に来た人や家族たちのために休憩室を作ってあげたい」 と自ら資金を集めて、7月中旬から工事を始めた。
 床張りや流し台・ガス台の清掃、ペンキ塗りなどが業者によって行われた。当初、工事費は20万円を予定していたが、2倍の40万円になる見込みという。「現在、35万円集まったが、あと少し資金が足りない。なんとかご協力をお願いしたい」 と市民に呼びかけている。
 また、多くの市民から、テーブルやイス、時計、電子レンジ、冷蔵庫などを無償提供も受けた。「ありがたいことにたくさんの方から提供して頂いた」 と、30日(水)から家具を運び込むことにしている。
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