7月21日(月)の海の日。海水浴客をよそに、市内祝津の国定公園小樽海岸に、約100人のボランティアが集まり、清掃活動を実施した。
5年前に始まったこの清掃活動は、「国定公園小樽海岸をきれいにする会」(熊澤隆樹会長)の主催。今年は、小樽市の街をきれいにし隊の黄色のジャケットを借り、水族館や祝津海水浴場など周辺のゴミ拾いを行った。
夏の日が差し込む快晴となったこの日、小樽や札幌から約100人のボランティアが参加した。参加者が多く集まったことから、清掃する範囲を拡大し、今回は、鰊御殿や日和山灯台までも実施した。
黄色のジャケットを着たボランティアたちは、夏の日差しを受けながら、手渡されたゴミ袋に、タバコの吸殻やペットボトルなどのゴミを次々に拾い集めた。
祝津前浜から鰊御殿に上る坂の途中には、水族館の海獣公園が覗けるスポットがあるが、そこには、タバコの吸殻が散乱していた。参加者たちは、「ここで水族館を見ながらポイ捨てするのか、マナーが悪いな」、「こんなにたくさん落ちている。信じられない」 と、ため息をもらしながらも熱心に清掃作業を行っていた。