小樽の海水浴シーズンがやって来る。市内9海水浴場の水質検査を行った市保健所は、6月20日(金)、いずれも「不適な海水浴場等はなく、全て基準値」 と発表。6月28日(土)のおたるドリームビーチを皮切りに、市内の海水浴場が次々にオープンする。
市保健所の水質検査は、5月12日・19日に行われた。各海水浴場の海水を採取し、ふん便性大腸菌群数や油膜の有無、COD(科学的酸素要求量)、透明度などを検査。9施設ともいずれも、水質AAかAで適合と判定された。
この検査を受けて、市内では、おたるドリームビーチが、6月28日(土)に道内で一番早くオープンする。次に、サンセットビーチ銭函と銭函海水浴場、朝里海水浴場、豊井浜海水浴場が、7月5日(土)に開く。
塩谷海水浴場、蘭島海水浴場、蘭島観光海水浴場は、7月11日(金)、東小樽海水浴場は、7月12日(土)にオープンとなる。
昨年、組合員の不足などの理由で開設されなかった塩谷海水浴場では、地域住民や子供たちから、「なんで目の前に海があるのに、残念」 などの問合せがあった。このため、今年は、市内在住の土馬秀夫さんが自ら組合長となり、塩谷海水浴場組合を復活させた。組合が設置されたことによって、子供たちが多く集まる夏休み期間の土日は、日赤の監視員が派遣され、子供たちの安全を守ることになる。
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