「Let’s try tea ceremony」。小樽商業高校(緑3)の生徒たちが、6月9日(月)から13日(金)までの5日間、堺町通りを歩く外国人観光客を、お茶会に招待し、日本文化の紹介に励んでいる。
これは、同校の茶道部・吹奏楽部・商業研究部の生徒が、1年に2回行っている行事。外国人観光客に、「ゆったり琴を聴きながら、日本のお茶を飲んで、日本文化を学んでもらうことが目的」 としている。
3回目の今回は、9日(月)から13日(金)13:00~16:00まで、日替わりで1日約17人の生徒が参加。利尻屋みのや「不老館」フリースペースを借りて、散策する外国人観光客に、「Let’s try tea ceremony」 と声をかけて、お茶会に招待。茶道部は、観光客の前で茶を入れてふるまい、吹奏楽部は、琴で「さくらさくら」や「赤とんぼ」を奏で、観光客をもてなしている。参加した観光客たちは、地元の高校生と会話し、日本文化の体験を楽しんだ。
同校の大嶋武史商業科長は、「英語は下手でも良い。使っていくチャンスがあれば少しずつ話すことが出来るようになる。自分から一歩前に出て英語で話すことが、大きな一歩になる」 と、熱心に取り組む生徒たちを見つめていた。生徒たちは、「とても楽しい経験」、「勉強になります」 と、一生懸命に取り組んでいる。(写真提供:小樽商業高校)