小樽三大祭りのひとつ龍宮神社の例大祭が、6月20日(金)から始まった。市内稲穂地区の梁川通りには、露店が並び、学生やカップル、家族連れなどが大勢足を運び、賑わいを見せている。
今年の例大祭は、同神社を建立した榎本武揚の没後100年を記念して、維新行列や仮装コンテストなどのイベントを用意している。20日(金)・21日(土)・22日(日)の3日間で行われる。
20日(金)の宵宮祭は17:00から。地域の子供奴たちが、伝統演技「やっこ振り」を披露。国道5号線沿いの大鳥居前から境内までの階段を上り、お払いをした。黒い衣装をまとい鼻筋に白化粧した子供たちが、例大祭の開幕を告げた。
JR小樽駅前の中央通から龍宮神社までの梁川通りには、お好み焼きや焼き鳥、くじ、ヨーヨーなど、祭りを盛り上げる露店が並ぶ。学校帰りの高校生や、可愛らしい浴衣を着た小学生などが楽しんでいた。大人たちは、露店の隣に設置されたテーブルで、ビール片手に焼き鳥やつまみを食べて、盛り上がっていた。
21日(土)は、8:00から本祭で、13:00から榎本武揚100年記念祭が始まる。維新パレードは14:00からで、榎本武揚役の山田勝麿市長が、黒田清隆(見楚谷登志市議会議長)や土方歳三(石川稔青年会議所理事長)、新撰組、旧幕府群・新政府軍などの約100人の参加者を連ねて、サンモール一番街・都通り・龍宮神社境内を練り歩く。都通り商店街のふれあいプラザでは、榎本武揚のそっくりさんが参加する仮装コンテストも行われる。
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